気動車「キハ42055号」が重文指定へ 九州鉄道記念館で展示中

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松本真弥
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 九州鉄道記念館(北九州市)に展示中の鉄道車両「キハ42055号気動車」が、国の重要文化財に指定されることが内定した。鉄道車両の指定は今回が11件目で、気動車では初めてという。福岡県内の国重要文化財は計196件になる。

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国の重要文化財に指定される見通しとなった「キハ42055号気動車」=2021年10月、北九州市門司区、松本真弥撮影

 キハ42055号は1937年、当時の鉄道省の発注を受けて、日本車両製造名古屋市)が手がけた。同形の車両は62両造られたが、機械式の変速装置が付いたまま現存するのは、この車両だけだという。

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「キハ42055号気動車」の運転席=2021年10月、北九州市門司区、松本真弥撮影

 気動車は、架線からの電力供給を受ける電車とは違い、エンジンを載せて自走する車両のこと。蒸気機関車から転換をめざす中で、速度や定員の輸送能力を高め、その後に続く国産気動車の基本型となった。

 全長19メートルの半鋼製で…

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