第14回IR汚職、自民W推薦、野党共闘…8人乱立で混沌の下町・東京15区

[PR]

 この4年間、「政治とカネ」を巡る刑事事件や不祥事による議員辞職が相次いだ。19日に公示される衆院選では、政治が信頼を取り戻せるか否かも問われている。斉藤佑介

 「カオス(混沌(こんとん))」

 現時点で8人が立候補を予定する衆院東京15区(江東区)では、有権者からそんな声が聞こえてくる。中心にいるのは無所属の2人だ。

 一人はカジノを含む統合型リゾート(IR)事業を巡る収賄などの罪で逮捕・起訴され、有罪判決を受けた秋元司氏(49)。事件発覚後に自民党を離党し、今回、無所属で出馬する。もう一人は、無所属で出馬予定の地元出身の柿沢未途氏(50)だ。前回は希望の党から立候補し、比例で復活当選した。

 15日夜、自民党本部が下した決定に対し、地元の自民関係者に衝撃が走った。「ショックだ」。柿沢氏の名前が「推薦候補」として挙がっていたからだ。

 柿沢氏はこの1カ月、選挙後の自民入りを強く意識して動いた。

 党本部の決定4日前、宴会場…

この記事は有料会員記事です。残り1547文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
2021衆院選

2021衆院選

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]

連載ルポ 注目選挙区(全40回)

この連載の一覧を見る