「ファーストの会」、候補者擁立断念 「不戦敗」招いた誤算とは

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新党「ファーストの会」の記者会見に臨んだ荒木千陽代表(中央)ら=2021年10月3日午後2時54分、東京都千代田区
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 東京都地域政党「都民ファーストの会」が母体の国政新党「ファーストの会」が15日、衆院選での候補者擁立を断念した。2週間前に結党を宣言していたにもかかわらず、公示4日前に「不戦敗」に追い込まれた背景には何があったのか。

 ファーストの会の結党会見が開かれたのは、岸田内閣が発足する前日の10月3日。高級ホテルの会場に現れた新党の代表を務める都民ファ代表の荒木千陽都議は強気だった。

結党会見 水面下では誤算も

 「都民の声が国政に届かず、もどかしい思いを繰り返してきた」「都政にとどまっていては、東京も地方も日本の未来も切り開けないという強い危機感の中から、立ち上がる決意をした」

 都民ファの結党から4年半、初めて臨む国政への思いを熱く語った。都民ファの特別顧問を務める小池百合子知事に関しても、「支援を求めたい」と述べた。

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国政新党「ファーストの会」の結党を表明する荒木千陽代表=2021年10月3日午後2時7分、東京都千代田区

 だが、水面下ではすでに誤算が相次いでいた。

 その一つが、党内の意見がまとまっていなかったことだ。

 都民ファ関係者によると、党…

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2021衆院選

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