アフガン南部のモスク爆発、死者47人に ISが犯行声明

アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタン南部カンダハルにあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で15日に起きた爆発で、AP通信は死者が少なくとも47人に達したと伝えた。自爆テロとみられ、過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織が事件後、系列のアマク通信を通じて犯行声明を出した。

 地元メディアによると、金曜礼拝で混み合っていたモスクに武装した数人が侵入し、少なくとも3回の爆発が起きたという。北部クンドゥズ州のシーア派モスクでも8日、IS支部による自爆テロが起き、少なくとも55人が死亡していた。

 スンニ派系のIS支部は、同国で少数派にあたるシーア派や、カンダハルを本拠に権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンを敵視している。IS支部としては、シーア派を攻撃して政情不安を際立たせ、タリバンの統治に打撃を与える狙いとみられる。(バンコク=乗京真知