J1残留決定のアビスパ 試合は敗戦も「5年周期」破り、より高みへ

藤木健
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 サッカーJ1でアビスパ福岡の残留が決まった。ただ、16日のヴィッセル神戸との試合には0―1で敗れ、他会場の結果による決定。MF金森健志は言った。

 「負けて、試合後に残留が決まったと聞いた。残留は1年間戦ってきた結果として評価されるべきだと思う。でも、うれしい気持ち以上に、やはり負けた悔しさが大きい」

 粘り強さと果敢さ。貫いてきたスタイルを、タレント軍団の神戸にこの日もぶつけた。

 「勝てるチャンスもあり、引き分けは引き寄せられた内容。相手が上だったが、食らいついて挑むスタイルは出せた」と長谷部茂利監督。

 粘り強く、接戦には持ちこんだ。

 後半16分、守備陣が左右に振られて中央からイニエスタにシュートを許した場面では、ゴール前に人垣を築いてボールはわずかにゴール左へ。

 耐えつつ、徐々に好機も作った。しかし後半41分に決勝点を許した。

 5年に1度、J1に昇格してはすぐにJ2へ逆戻りする。そんな「5年周期」を、2001年以降繰り返してきた。

 長谷部監督は「残留は今年のノルマ・必達のもの。そこを達成できたのはまずよかったが、目標は、より上にある」。

 今季掲げた目標は、勝ち点50以上での10位以内。金森も言った。

 「今日のような接戦を勝ちに持っていけるチームにならないと。チームの目標達成のため、修正してもっと成長しないと」

 まだジンクスを破っただけ。歩みは止めない。藤木健