斎藤佑樹、家族には「今年でやめますと」 引退登板を前に心境
今季限りで現役を引退する日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が17日、札幌ドームで記者会見し、11年間に及んだ現役生活の思い出、引退を決断した経緯、仲間への思いなどを語った。斎藤投手は、同日午後2時から札幌ドームで行われるオリックス戦に登板する予定。
主なやりとりは以下の通り。
――引退表明から2週間あまり。今の心境は。
「長いようで11年間は短く感じた。今日が最後なんだなあと、信じられない気持ち。この日を準備してくれた方々に感謝しています」
――ユニホームを脱ぐ決断をした時期、きっかけ、理由は。
「去年、右ひじを痛めて、そこから2021年のシーズンでチャンスを頂けて、結果が出なければ、と自分の中では決めていた」
――誰かに相談したことは。
「相談は基本的にはしていないです。自分一人で決めました」
――迷いはあったか。
「迷いがないと言えばうそになるが、最後はしっかりと決断できました」
――ご家族にはどう伝えたか。
「今年でやめます、とシンプルに伝えました」
――どういう言葉をかけられたか。
「よく頑張ったな、というこ…