警察から電話「立候補は許さない」 中国、選挙めぐり候補者に圧力

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北京=高田正幸
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 中国の地方議会にあたる人民代表大会(人代)の選挙をめぐり、共産党の後押しを受けない「独立候補」として北京の人権派弁護士の妻ら14人が連名で立候補を表明したところ、立候補を認めないとの圧力を当局から受けていることが複数の独立候補への取材でわかった。過去も独立候補には妨害が繰り返されており、11月の選挙に正式に立候補できるかは未知数だ。

 立候補を表明したのは、2015年7月に人権派の弁護士らが一斉に拘束された「709事件」で、夫らの拘束が違法であると訴えてきた王峭嶺さんや李文足さんら14人。

 14人は今月15日、ツイッターなどで氏名や電話番号を公開して一斉に立候補を表明。このうちの数人によると、翌日までに少なくとも3人が警察から電話を受け、「この件の影響は海外に及んでいる。立候補は許さない」などと告げられたという。独立候補の1人は「今後どのような妨害があるかわからず、我々がどのように活動していくかも不透明だ」と話す。

 中国では、行政レベルでは省…

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