首相、GoTo再開には慎重な姿勢 居酒屋で飲食店経営者と意見交換

小手川太朗
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 岸田文雄首相は18日朝、東京・新橋の居酒屋「磯丸水産食堂」を訪問し、コロナ禍で時短営業が続く飲食店経営者らと意見交換を行った。

 出席者からは「簡単にこの状況が変わるとは思っていない」「外国人でにぎわっていたが、コロナで一掃された」などと、客足の落ち込みを嘆く声が相次いだ。

 首相は終了後、記者団に「飲食業はなくてはならない業界。安心安全が大前提だが、(全面再開に向けた)そうした道筋も政治として考えていくことが大事だ」と語った。

 また「平時に近い社会・経済活動を取り戻すことを考えなければならない」と述べ、日常生活の回復に向けた飲食店用の実証実験について、今週から京都で始める方針を示した。「『事業再構築補助金』をはじめ、しっかりと後押ししていかなければならない」とも語った。

 一方、飲食店などが需要喚起策として期待する「Go To キャンペーン」については、「再開のタイミングはしっかり考えなければならない」と述べ、早期再開に慎重な姿勢を示した。(小手川太朗)