元ジェンヌ発案 宝塚大劇場のキラキラ特製パン、由来はもちろん…

有料会員記事宝塚歌劇団

田部愛
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 世界一凝った名前のパンかもしれない。宝塚大劇場兵庫県宝塚市)で食べられる「ことこと♪グラタンcu☆REIドッグ」(税込み500円)。タカラジェンヌのようにキラキラしたこの響き。ファンならきっと、何のことか分かるはず。

 星形に切り抜かれたニンジンが色鮮やかだ。食べてみると、ホットドッグ型の縦長のパンに挟まれたカレーソースとホワイトソースがよく合う。いい具合におなかも満たされ、観劇前の腹ごしらえにぴったりだ。

 大劇場ではいま、星組が公演中。不思議なネーミングは、星組トップスターの礼真琴(れい・まこと)さんの名前から来ている。

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星組トップスターの礼真琴さんをイメージした「ことこと♪グラタンcu☆REIドッグ」

 1階のカフェテリア「フルール」は今年4月、公演にあわせた特製パンをメニューに加えた。発案したのは、元タカラジェンヌの憧花(とうか)ゆりのさんだ。月組の元組長で、2018年に退団。20年4月から宝塚ホテルの支配人を務めている。

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星組公演「柳生忍法帖」で柳生十兵衛を演じるトップスターの礼真琴さん=兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影

 「現役時代は来る機会があまりありませんでしたが、入団前はファンとして、劇場のレストランやカフェで舞台の感想を語り合っていました」。支配人に就任後、劇場内を訪れて思った。この場所で、ファンはどんなものが食べたいか――。「考えていたら、うずうずしてきました」

 フルールは、大劇場のすぐ隣…

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