新生銀、TOB賛否公表は21日 「検討項目多数のため」3日間延期

小出大貴
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 新生銀行は18日、SBIホールディングスが同行を相手に一方的に始めた株式公開買い付け(TOB)への賛否を決める取締役会を3日間延期し、21日に開くと発表した。「検討項目が多数にわたり時間を要する」としている。反対を決めれば、金融機関同士としては異例の敵対的TOBに発展することになる。

 TOBを受けた企業は株主の投資判断のため、TOBへの賛否を開示する義務がある。SBIが9月10日からTOBを始めたことを受け、新生銀は同月17日から30日間ほど検討期間が必要だとし、10月18日に賛否を決める方針だった。

 新生銀がTOBに反対する場合、11月にも開く臨時株主総会で、TOBを実質的に無力化する買収防衛策の発動の是非を諮る構えだ。敵対的TOBに発展した際の成否は、この総会の結果で事実上決まることになる。(小出大貴)