ミャンマー国軍、ASEANに不満 トップが首脳会議に呼ばれず

有料会員記事ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希、シンガポール=西村宏治
[PR]

 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が、東南アジア諸国連合(ASEAN)への不満をあらわにしている。国軍トップを首脳会議に呼ばないなど、ASEANが国軍と距離を置く対応に出たためだ。ただ、経済的な苦境の中で地域での孤立は避けたい思惑もあり、ASEANとの関係決裂は望んでいない。

写真・図版
モスクワで6月23日、国際安全保障に関する会議で演説するミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官=AP

 国軍トップのミンアウンフライン最高司令官は18日にテレビ演説し、ASEANからの特使派遣をめぐる要求に「応じられない内容が含まれていた」と不満を表明した。

 ASEANは8月に今年の議長国ブルネイの第2外相を特使に任命し、ミャンマー訪問をめぐって調整を続けている。だが、拘束中のアウンサンスーチー氏らと特使の面会を拒む国軍側の姿勢を問題視。今月15日の緊急外相会議で、国軍側を含め、ミャンマーの「政治的な代表」を今月下旬の首脳会議に呼ばないことを決めた。

 国軍側は16日夜の声明で「…

この記事は有料会員記事です。残り932文字有料会員になると続きをお読みいただけます。