【詳報】1051人が立候補を届け出 衆院選公示、朝にはミサイルも

有料会員記事2021衆院選

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候補者の第一声を聞く人たち=2021年10月19日午前9時43分、大阪府守口市、細川卓撮影
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 2017年以来、4年ぶりの衆院選が19日、公示されました。今月31日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入ります。各党の党首たちは何を有権者に訴えるのでしょうか。各党幹部や候補者の動きなどを追います。

08:30

立候補の届け出始まる

 衆院選が公示され、午前8時半から立候補の届け出が始まった。投開票は31日。小選挙区が289、比例区が176、合わせて465の議席をめぐって争われる。

08:50

立憲・辻元氏「長期政権のうみ取り除く」

 立憲民主党辻元清美副代表が地元の大阪府高槻市役所前で、新型コロナウイルスで亡くなった人たちに黙禱(もくとう)を捧げた上で、第一声をした。「勝ち組をみた政治から、庶民やしんどい人のほうを向いた政治に切り替える選挙にしたい」と訴えた。

 森友学園大阪市)の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題にも言及し、「隠す、ごまかす、責任を取らない不公正な政治を子どもに見せることができない。たまりきった長期政権のうみを取り除くには、政権を代えていただいて、みなさんと一緒に大掃除するしかない」と述べた。

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選挙カーに乗り込み、出発する立憲民主党の辻元清美氏=2021年10月19日午前9時6分、大阪府高槻市、細見卓司撮影

09:20

立憲・枝野氏「一つの争点は、コロナ対策」

 立憲民主党枝野幸男代表は松江市の岸公園で、宍道湖をバックに「10年ぶりに国民のみなさんに選んでいただける政権選択の選挙が、今日からスタートする」と第一声を上げた。

 枝野氏は「この選挙の一つの争点は、コロナ対策だ。水際対策を徹底しよう。PCR検査を増やそう。お願いだけでなく、補償はセットだ。後手後手にまわり続けてきた司令塔をしっかりする。首相と官房長官を中心とした強い司令塔をつくる」と表明。

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宍道湖沿いの岸公園に到着した立憲民主党の枝野幸男代表(中央)=2021年10月19日午前9時12分、松江市袖師町、小川智撮影

 経済政策については「アベノミクスの9年間で暮らしは良くなったか。株価だけは上がったが、日本の経済は成長していない。私たちには日本を元気にする具体的なプランがある。『分配なくして成長なし』だ」と語った。

 最後は「当たり前を当たり前にしよう。まっとうな政治を取り戻そう。立憲民主党は、政権の選択肢となることができた。時代遅れになった政治を変えよう」と訴えた。

09:40

国民・玉木氏「二つの大切なものを取り戻す選挙」

 国民民主党代表の玉木雄一郎氏は長崎市内で「今回の選挙は、この間傷ついた二つの大切なものを取り戻す選挙だ」と第一声を上げた。「一つは、コロナで傷ついた経済や暮らし、社会を立て直すこと。みんな懸命に、家族のため、子どものために、一生懸命働いてきた。でも実質賃金が下がり続けているのは、ひとえに経済政策が間違っていたからだ。積極財政に転換し、給料が上がる経済を実現する」

 会場となったのは、繁華街の一角にある公園。約200人の支援者が集まった。相手となる自民党候補は安倍晋三元首相の元秘書でもある。玉木氏の演説には立憲民主党社民党の地元幹部も応援に駆けつけ、「対自民」の構図を印象づけた。

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第一声をあげる国民民主党の玉木雄一郎代表=2021年10月19日午前9時40分、長崎市、溝脇正撮影

 玉木氏はこうした点も念頭に、「二つ目に我々が回復しなければならないのは、政治に対する信頼だ。ウソやごまかしが横行する政治をいくら続けても、国民の暮らしは良くならない。与党にはウソやごまかしをやめてもらう」とも訴えた。

09:40

総務省の看板に塗料?かけられる騒ぎ

 衆院選比例区の届け出を受け…

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2021衆院選

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