河村建夫氏、政界引退を表明 「『保守争わず』の党方針に従いたい」

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太田原奈都乃
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 衆院山口3区への立候補を見送った自民党河村建夫官房長官(78)が18日夜、山口市で記者会見し、「非常に残念な思いもあるが時代の流れ、自民党のこれからを考えて決断を下した」と話し、政界引退を表明した。10期連続で議席を守ってきた3区を林芳正元文部科学相(60)に譲ったことについて、「『保守争わず』の党の方針に従いたい」と語った。

 河村氏は、7月に林氏が3区へのくら替えを表明してからも、党本部の「現職優先」の原則を盾に公認を譲らない姿勢を貫き、早朝の辻立ちなどで支持固めを続けてきた。

 だが、党山口県連は今月、林氏の公認を党本部に求め、党執行部は13日、河村氏に立候補見送りを迫り、その後林氏を公認した。

 林氏公認で決着したことについて、河村氏は「現職優先の原理だけでなく色んな条件があり、選対の考え方は想定していたものと違った」と悔しさをにじませ、「総裁選が一つの潮目になり『党内野党』的な立場になった。これまでの党の方針と変わったとしても、その覚悟の上で臨まなきゃならないと思っていた」と振り返った。

 自身の引退と引き換えに比例…

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