第7回「文字が書けない息子、どう投票すればいい?」 代理投票の制度は

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加藤あず佐
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 「息子は知的障害があり、文字が書けません。どう投票すればよいでしょうか?」。SNSで情報交換しながら取材する「#ニュース4U」の「教科書で学べない政治教室」に、滋賀県に住む50代の主婦からそんな疑問が寄せられた。

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投票所職員の「代筆」もOK

 質問者の女性には、まもなく18歳になる息子がいる。知的障害があり、文字は書けないが、各候補の主張を分かりやすく伝えれば、投票先を選ぶことはできる。投票所でサポートしてもらえるのか、気になっていたという。

 公職選挙法は、心身の障害などにより候補者の氏名を書くことができない場合、投票所の職員が代筆する「代理投票」ができると定める。投票所で補助を申し出れば、職員2人が案内する。1人は本人の指示に従って候補者の氏名を書き、もう1人は適切に記入されているかを確認する。

 総務省によると、職員に指示する際は、①口頭で伝える②選挙公報の切り抜きを持参する③職員が候補者の名前を指さしてうなずく――といった方法が可能だ。投票用紙を投票箱に入れることが難しければ、職員が代わりに入れてくれる。

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