被告を再び精神鑑定へ 京アニ放火殺人事件 京都地裁

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 2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡した事件で、京都地裁が、殺人や殺人未遂、現住建造物等放火などの罪で起訴された青葉真司被告(43)の刑事責任能力を調べる精神鑑定の実施を決めたことが19日、関係者への取材でわかった。

 京都地検は、昨年6月から半年間、青葉被告の鑑定留置を実施。専門家の見解を踏まえ、刑事責任を問えると判断して昨年12月に青葉被告を起訴した。ただ、裁判員裁判に向けて、地裁と地検、弁護士の三者が争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きは、1回目の日程も決まっていなかった。

 捜査関係者らによると、青葉被告は「小説を盗まれた」と供述したとされる。だが、青葉被告の名前で京アニに応募のあった小説に、京アニ作品との目立った類似点はなく、動機には不可解な点も多いという。