ヘルメット用意で「氷山流しそうめん」、極寒楽しむ南極越冬の風物詩

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中山由美
【動画】氷山流しそうめん=2020年4月4日、中山由美、ドローン撮影含む
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 日本の夏の風物詩・流しそうめんは、南極なら冬の風物詩「氷山流しそうめん」になる。いつ始まったかは定かではないが、越冬隊でかなり古くから続いている名物行事だ。みんなが楽しみにしている。

 決まった日付はなく、越冬の後半にすることが多いが、私たち61次越冬隊は2020年4月4日、早い時期に決行した。緊急帰国が決まった2人にも「越冬名物」を体験してほしかったからだ。

 3月下旬、健康診断で病気がみつかった隊員と付き添う医師は、ロシア船の搬送協力で南極を離れることになった。越冬も始まり、約1年間は帰れなくなるはずの時期で、南極海に残っていた観測船がまだいたのは、不幸中の幸いだった。

 氷山流しそうめんをやるには…

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