貯金10万円未満3人に1人、通院も断念 ロスジェネ非正規単身女性

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寺田実穂子
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 年収はほぼ2人に1人が200万円未満で、貯蓄は10万円未満が最も多い。収入の低さから病院にもなかなか行けない。就職氷河期に社会に出た「ロスジェネ世代」に属する非正規・単身女性に焦点を当てた最新調査で、そんな過酷な現実が明らかになった。報告書では、長らく行政の支援から外されてきた人々の悩みや苦しい生活が浮かび上がった。

ロスジェネ世代、どう思いますか?

バブル経済崩壊後の就職氷河期(1993~2005年ごろ)に社会に出た世代は、「氷河期世代」や「ロストジェネレーション(ロスジェネ)」などと呼ばれ、いまも非正規就労などの不安定な雇用に苦しむ人が少なくありません。特に、この世代の単身女性は、老後にも大きな不安を抱えています。この状況について、どう考えますか。ご意見、ご体験をお寄せください。

正規と非正規、貯蓄額で大差

 調査は2021年3月、横浜市の委託を受けて、公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会がまとめた。正規、非正規雇用の双方を対象にしており、収入や貯蓄における両者の大きな格差がはっきりと表れている。

 非正規の年収は、200万円…

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