第5回「選挙カー本当はやめたい、でも…」 選挙プランナーが語る実情

有料会員記事2021衆院選

山根久美子
[PR]

 「選挙期間中、選挙カーがうるさい。名前の連呼ばかりで意味はあるの?」。SNSで情報交換しながら取材する「#ニュース4U」の「教科書で学べない政治教室」に、名古屋市に住む看護師の女性(45)からそんな疑問が寄せられた。

N4U班が深掘り取材、お友達登録はこちら

#ニュース4Uはあなたと共に深掘り取材する企画です。声をお寄せください。LINE公式アカウント(@asahi_shimbun)で取材班とやりとりできます。

選挙カー、「苦情も多いし経費もかかるけど…」

 夜勤のある質問者は昼に寝ることもあるが、選挙カーの音で眠れなかった経験があるという。

 「子どもがお昼寝しているから迷惑、などの苦情も頂く。経費もかかるので私たちも選挙カー、本当はやめたいんです」。そう語るのは、地方から国政まで250を超える選挙に携わってきた選挙プランナーの松田馨さん(41)だ。

 「でも選挙カーは、公職選挙法で認められた最強の武器。『選挙カーが来ない』と抗議の電話が来ることもあり、得票につながっている実感もあります」

 公選法上、走行中の選挙カーは名前の連呼や短いキャッチフレーズを訴えることしかできない。停車して演説することは認められている。

選挙カーは「動く広告塔」

 また公選法は戸別訪問を禁止…

この記事は有料会員記事です。残り801文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
2021衆院選

2021衆院選

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]

連載N4U 政治教室(全15回)

この連載の一覧を見る