韓国ドラマ「イカゲーム」、1.4億世帯が視聴 ネトフリ大幅増益

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 動画配信の世界最大手、米ネットフリックスは19日、韓国で制作されたドラマ「イカゲーム(英語名Squid Game)」が配信開始1カ月で1億4200万世帯で視聴されたと明らかにした。同社の番組の中で、配信開始から4週間で最も視聴された作品となったといい、世界的な人気を裏づけた。

 イカゲームは、お金に困った人々が、多額の賞金をかけて奇妙なゲームに参加するという内容。先月17日に配信が始まり、米国を含む世界94カ国で視聴数がトップになったという。米国の人気コメディー番組「サタデーナイト・ライブ」で取り上げられたほか、ドラマの衣装がハロウィーンのコスチューム向けにネットで出回るなど、社会的な広がりを見せている。

 同社がこの日発表した7~9月期決算は、イカゲームの効果などもあり、売上高が前年同期比16%増の74億8300万ドル(約8530億円)、純利益が同83%増の14億4900万ドル(約1650億円)となった。有料会員数は438万人増えて2億1356万人となり、増加分の半分は日本を含めたアジア太平洋地域だったという。

 イカゲームの衣装だった緑色のジャージー姿でオンライン会見に登場した、リード・ヘイスティングス共同最高経営責任者は「コロナの混乱から抜け出して、今後2年後に自信を持つことは誰もできない。だが、有料テレビの視聴世帯を考えると2億人という数字はまだ少なく、大きな成長の余地がある」と話した。(サンフランシスコ=五十嵐大介