上野駅の2人刺傷 容疑の男「悪口言われた」供述、勘違いか

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 JR上野駅東京都台東区)で15日、男性2人が刃物で刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された男(45)が警視庁の調べに対し、「悪口を言われているのが聞こえたので刺した」などと供述していることが20日、捜査関係者への取材でわかった。

 男と被害者は互いに面識がなく、事前に会話をした形跡もなかった。警視庁は男が勘違いをしたとみて、刑事責任能力の有無について調べている。

 事件が起きたのは15日午後3時10分ごろ。上野駅の浅草口近くで、ATMの近くにいた20代の男性会社員が背中を刺され、近くにいた同僚の30代男性も右太ももを切られた。2人は約1~3週間のけがを負った。

 上野署は現場近くにいた東京都足立区の職業不詳の男を、20代男性に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男はナイフ(刃渡り12センチ)を所持しており、「刺したことは間違いない」と話したという。

 捜査関係者によると、その後の捜査で、男が被害者と面識がないことがわかった。目撃証言などから、被害者は突然襲われた可能性が高いという。