西山ファーム関連の相談200件超 国民生活センター「副業に注意」

高絢実
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 クレジットカードを使った副業ビジネスを展開した「西山ファーム」(岡山県赤磐市破産手続き中)をめぐる投資詐欺事件で、2017年以降、同社と関係があるとみられる相談が全国の消費生活センターなどに200件以上寄せられている。

 国民生活センターは、商品を転売して利益が得られるといった「副業」に注意するよう呼びかけている。

 同社は2015年7月ごろから、指定商品をカード決済すれば、代金に3%の利益を上乗せして入金するとうたっていた。

 その後、商品をインスタグラムなどで宣伝するとポイントが付くとし、愛知県警によると少なくとも930人から約133億円を集めた。

 国民生活センターによると、18年春ごろから「商品を購入したが入金されない」といった、西山ファームに関するものとみられる相談が増加。今月13日までに204件にのぼった。

 「約150万円分をカードで購入してSNSで宣伝したら全額返金され、ポイントの分だけ得をした。次は約400万円分を買うと入金がなかった」という20代男性からの相談もあった。

 同センターによると、西山ファームに限らず、「副業で利益」などの話に乗ったところ、お金の支払いを求められるケースが目立つという。

 担当者は「商品を買う必要があるなど、何らかのお金を請求されたら注意が必要」と話している。(高絢実)