「囲い込めなかった」「手間増えた」採用活動、今年は企業の不満高め

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石山英明
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 来春卒業予定の学生らの採用活動について、企業が昨年より不満を募らせていることが民間調査で明らかになった。オンライン選考の広がりで学生も企業も互いの見極めが難しく、結果として内定辞退が増えたことが背景にあるようだ。

 「オンライン化でエントリー数が増加し、1人あたりに割ける時間が大幅に減少。囲い込みができず、目標採用数を確保できなかった」「志望度の低い、ターゲット層以外の学生の応募も増えたことで手間が増えた」「WEBセミナーはキャンセルや無断欠席も多い」――。

 就職情報会社ディスコに寄せられた企業の声だ。調査は9月27日~10月5日に実施され、全国の主要企業1213社が回答した。

 採用活動の満足度は「質・量ともに満足」と答えたのが37・2%。昨年10月の47・9%より10・7ポイント下がった。一方で、「質は満足、量に不満」は26・5%から34・3%に上がった。

 オンライン選考が広がった影響がありそうだ。WEBセミナーを実施した企業は86・5%(昨年10月68・6%)、WEB面接は81・0%(同73・4%)といずれも昨年より増えた。学生はオンラインで多くの企業に応募しやすくなったが、会社の雰囲気を体感できないデメリットもある。

 このためか、内定辞退は昨年…

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