五輪聖火が北京に到着 聖火リレーは開幕直前の3日だけ コロナ警戒

新型コロナウイルス

北京=高田正幸
[PR]

 来年2月に開幕する北京冬季五輪の大会組織委員会は20日、聖火リレーを開幕直前の3日間にとどめる日程を公表した。場所も2都市に限定。新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先にしたためとみられる。

 この日は聖火がギリシャから北京に到着し、歓迎式典が開かれた。ランタンに入って届いた聖火を、組織委トップの蔡奇・北京市書記がトーチを使って聖火皿に点火した。

 組織委によると、聖火は北京や冬季スポーツが盛んな地域で開かれる関連イベントで展示される予定だ。聖火リレーは開会式がある2月4日までの3日間とし、コースも五輪会場がある北京市河北省に限る。

 同じコロナ禍の中で行われた東京五輪では、一部で公道での実施を見合わせつつ、約4カ月にわたって全国を聖火リレーが巡った。聖火リレーを3日間に限る判断は、五輪であっても感染対策を最優先に置く中国の姿勢が改めて表れたものだ。

 厳しい対策で新型コロナの感染を抑え込んでいる北京だが、19日には70日ぶりの新規感染が発覚。改めて対策の難しさが示されたばかりだ。北京市は五輪に関わるスタッフらに対し、優先的にワクチンの追加接種「ブースター」を行う方針も示している。(北京=高田正幸)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]