海外で広がる「ジェネレーション・レフト」 日本での可能性は

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山本悠理
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 いま世界で「ジェネレーション・レフト」が注目を浴びている。格差の拡大や気候危機などへの対応を求め、社会運動を繰り広げる若い世代を指したものだ。そのうねりが日本でも広がる可能性はあるのだろうか。

 8月、英国の政治理論家キア・ミルバーン氏が2019年に発表した論考の邦訳『ジェネレーション・レフト』(斎藤幸平監訳、堀之内出版)が刊行された。同じ出版社の雇用問題総合誌「POSSE」はこの月、「ジェネレーション・レフトの衝撃」という特集を掲載。いずれも刊行後すぐに増刷が決まった。

 これに先んじて、「世界」(岩波書店)は昨年11月号に斎藤さんの論考「ジェネレーション・レフト宣言」を掲載している。「ジェネレーション・レフト」とは何なのか。

 ミルバーン氏は著書で、近年…

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