姉妹の思い出の音色、街に響け 福岡市初のストリートピアノに

有料会員記事

藤原慎一
[PR]

 福岡市中央区の商業施設に20日、誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」がお目見えした。音楽による街づくりを進める市などが企画。思い出のピアノを寄贈した姉妹は「ピアノが多くの人に愛され、街に音色が響いてほしい」と願う。

 ピアノが置かれたのは、天神の商業施設「ソラリアプラザ」の1階ロビー。4月に発足した「福岡音楽都市協議会」と市が、音楽に気軽に触れられる街にしようと企画した。市内で「ストリートピアノ」が設置されるのは初めてという。

 ピアノは、市民から寄贈を募った。市内に住む宮崎統子さん(46)と甲木雅子さん(43)の姉妹が新聞で企画を知り、「たくさんの人に弾いてもらえるなら」と、寄贈を決めた。

 ピアノは宮崎さんが幼稚園に通っていたころに、祖父がプレゼントしてくれたもの。小学生のときには一生懸命練習したが、大人になるにつれて徐々に弾く機会は減っていったという。

 それでも2年ごとの調律を欠かさず、大切に保管してきた思い出のピアノだ。

 20日のセレモニーでは、き…

この記事は有料会員記事です。残り361文字有料会員になると続きをお読みいただけます。