岸田首相、語らなかった「党改革案」久々に言及 自民役員の任期制限

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 岸田文雄首相は20日、地元・広島市内の街頭演説で、自民党役員の任期に制限を設ける自身の「党改革案」に久しぶりに触れた。党総裁として行った党役員人事以来、19日ぶりの言及。これまでの演説でも語らず、衆院選の自民党公約には記載がなかった。

 首相は同日午後、自民党が推薦する公明党候補の応援で「役員の任期制限をかけるなどの改革を訴えて自民党総裁選に臨み、私は勝利した。自民党改革をしっかり進めていく」と訴えた。

 首相は8月26日、総裁選への立候補表明会見で「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」と提唱。幹事長ポストに5年間座り続けた二階俊博前幹事長を総裁選の「争点」にする考えを示した。

 しかし、10月1日の党役員人事で二階氏を交代させ、記者団に「自民党改革を進めて国民の信頼を回復しなければならない」と語った以降は、「党改革案」に言及する場面がなくなっていた。8日の所信表明演説や12日発表の自民党公約からも、「党改革」に関する言及や記載はなかった。

 首相がこの演説をした場所は衆院広島3区内にあり、選挙買収事件で一審有罪となった河井克行元法相の地元だった。自民は同区での候補者擁立を見送り、公明前職が比例中国ブロックからくら替えして立候補している。

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