第3回母が見つけた娘のメモ「生きる理由が…」大会が中止、昼夜逆転の日々

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高浜行人
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 「生きる理由がわからない」

 大阪市の高校1年の女子生徒(15)の母親(43)は昨年の初夏、当時、中3だった娘の部屋で、そう書かれたメモを見つけた。娘が好きな絵を描くノートの後ろの方にあった。

 日々の出来事とつらい気持ちをはき出すように書きつづっていた。「何もうまくいかない」

 娘は3月に始まった全国一斉休校をきっかけに、不登校になっていた。

 「ここまでショックを受けていたんだ」。母親には思い当たることがあった。

 打ち込んできた吹奏楽部の大会が新型コロナウイルスでなくなったことだ。

 部は全国大会を目指す強豪。土日も関係なく、朝5時に起きて朝練に参加し、放課後の練習は午後7時までかかることもあった。

 娘がしんどいのを我慢できたのも、大会に出て良い成績をとるためだった。

 それが休校中の昨年5月、中止が決まった。

 不登校の小中学生が過去最多になっています。別の女子中学生も、朝方までスマホやゲームを続ける日々を送っています。記事の後半では専門家が、保護者は子どもとどう向き合えばいいかについて語っています。

スマホに没頭、昼夜逆転 母がいさめると…

 娘は目標を見失い、やる気が…

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