色鮮やかな新種のハゼ、沖縄で発見 名前は精霊キジムナーから

有料会員記事

小堀龍之
[PR]

 沖縄の川から、魚のハゼの新種2種が見つかった。赤い模様が目立つ姿から、赤い体や髪を持つとされる沖縄の精霊にちなんでキジムナーボウズハゼ、ブナガヤボウズハゼと名付けられた。沖縄科学技術大学院大学の前田健研究員らのチームが学術誌に発表した。

 発見のきっかけは、前田さんが大学院生だった2005年、沖縄県内の川で見慣れないハゼを見つけたことだ。体の形はヨロイボウズハゼという別のハゼに似ていたが、赤い模様が違っていた。

 その後、別の模様を持つハゼも発見し、DNAを詳しく調べた。その結果、これまで報告されているヨロイボウズハゼ属19種とは遺伝的に異なり、新種だとわかった。

 名前の由来は、体の赤い色が、沖縄の精霊キジムナーやブナガヤを連想させるためだ。世界共通の学名もLentipes kijimuna、Lentipes bunagayaとつけた。

 チームはフィリピンのパラワン島でも、別の新種ハゼ1種を発見した。この種も赤い模様を持つため、学名を「パラワンの赤いヨロイボウズハゼ」を意味するLentipes palawanirufusと名付けた。

 これらのハゼは成魚の全長が…

この記事は有料会員記事です。残り296文字有料会員になると続きをお読みいただけます。