東条湖おもちゃ王国、業務上過失傷害の疑いで捜索 立体迷路で事故

【動画】おもちゃ王国事故の家宅捜索で建物から出てくる捜査員=朝日放送テレビ撮影
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 兵庫県加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で立体迷路施設の床が抜け、6人が重軽傷を負った事故で、県警は21日、業務上過失傷害容疑で遊園地の事務所の捜索を始めた。捜査関係者への取材でわかった。県警は床を支えていた横木の腐食を確認しており、関係資料を押収し、安全管理に問題がなかったか慎重に調べる。

 事故は今月10日午後2時すぎ、木造5階建ての「カラクリ迷宮のお城」で起きた。

 加東署によると、3階の床の一部(幅1・08メートル、長さ2・3メートル)が抜け落ち、客7人が2・4メートル下の2階に転落。うち20代の男女2人が腰を骨折する重傷を、7~38歳の男女4人が軽傷を負った。

 抜け落ちた部分では、床板を支える横木が折れていた。県警の現場検証で、横木の両端の柱との接合部分付近が腐食していたことが確認されたという。

 この立体迷路は、2013年に完成。東条湖おもちゃ王国の副支配人は取材に「毎朝、目視で点検しており、当日の朝も異常は見つからなかった」と説明している。床板やボルトによる接合部分を触る点検も月1回のペースで実施していたという。

 事故を受け、遊園地は臨時休園している。ホームページで営業は22日から再開すると案内している。