北海道のサケ・ウニ被害額、推計76億円 さらに増える可能性

榧場勇太
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 北海道東部の太平洋沿岸の広い範囲で9月中旬以降、赤潮が原因とみられる漁業被害が発生している問題で、北海道は21日、18日時点の被害額は推計76億円にのぼると発表した。8日時点のまとめでは46億円だった。根室地方のウニの被害について、各漁協からの聞き取りの結果が新たにまとまり、金額が大きく増えた。

 被害は、サケ約2万1300匹(約5500万円)、ウニ約2300トン(約68億4400万円)。被害額では高値で取引されるウニが突出している。ただ、日高地方のウニの被害については調査中のため、被害額がさらに増える可能性がある。

 道は21日、漁業被害の調査や漁業者への支援について話し合う「北海道太平洋沿岸漁業被害対策会議」の初会合を開いた。議長の土屋俊亮副知事は「(道庁の各組織が)一丸となって、原因究明と漁業者の生産の回復と経営の安定に取り組むことが必要だ」と述べた。(榧場勇太)