東京オリンピック・パラへのサイバー攻撃4.5億回 ロンドンの2倍

山本知弘
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 NTTと東京五輪パラリンピック組織委は21日、今夏の大会運営に関わるネットワークシステムが大会期間中に4億5千万回のサイバー攻撃を受けたと明らかにした。一部のスポーツ団体のウェブサイトが改ざんされる事例などはあったものの、システム全体で「実害はほぼなかった」という。

 五輪・パラリンピックそれぞれについて、開会式から閉会式までの大会期間中の集計。競技関連や大会事務、公式ウェブサイトなどに対して確認された攻撃回数を合計した。比較可能な2012年のロンドン大会と比べると2倍強の多さだとしている。

 東京大会はコロナ禍で開催が1年延期された。この間、パソコンやサーバーのデータを暗号化して復元の引き換えに身代金を要求する「ランサムウェア」攻撃が広がるなどの環境変化があったという。

 NTTは東京大会で国内最上位スポンサーの「ゴールドパートナー」で、通信サービス分野で大会運営を支えた。協力会社を含め、総勢1万人が関わったという。(山本知弘)