第4回結党99年の共産、野党共闘にかじを切った志位氏 どこに向かうのか

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横山翼
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第一声に臨む共産党の志位和夫委員長=2021年10月19日午前9時56分、東京都新宿区、諫山卓弥撮影
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党首が走る 共産委員長・志位和夫(67)

 結党から99年を迎えた共産党の委員長・志位和夫(67)はいま岐路に立つ。

 「国民の声を聞かない自公政権か、野党共闘で国民の声が生きる新政権か。政権選択の歴史的な選挙であります」

 衆院選の火ぶたが切られた19日、東京・JR新宿駅前。第一声で志位は有権者に呼びかけた。「本格的な共闘は初めて。大いにやりがいがある」と記者団に語り、会場を去る際に車中から親指を突き上げた。

 日本で最古参政党の共産だが、戦後政治の主導権を握ってきた自民党の前では「万年野党」だ。獄中生活で非転向を貫き、戦後の高度経済成長期から長く党を指導した初代委員長・宮本顕治。党規約から「前衛政党」などの文言を削り、柔軟路線をにじませた後任の不破哲三。その後を継いで21年目の志位は、一つの到達点に手をかけている。

 野党共闘路線にかじを切った…

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