第7回隠蔽、改ざん…議論の土台すら壊れた言論の府 再生への長い道

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南彰
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 「『太陽の光こそ、最善の消毒薬』という言葉のとおり、民主主義にとって、透明化の徹底こそ、権力の行き過ぎを牽制(けんせい)する最良の仕組みである」

 安倍政権だった2018年6月、自民党の若手国会議員が二階俊博幹事長(当時)らに提出した提言の一節だ。岸田政権で総務会長に起用された福田達夫氏や小泉進次郎・前環境相らが中心にまとめた。

 「政治不信を乗り越えるための国会改革」と題した提言は、行政の公正性に疑義が生じた場合、国会に特別調査会を設置して国政調査権を発動することを提案。「国民の期待に応える行政監視の重要性を共有する点において、与党も野党もない」と訴えていた。

歴代最長を記録した安倍政権と、その路線を継承した菅政権の計9年はどのようなものだったのか。自民党総裁選、衆議院選挙が迫る中で、考えます。

 野党の問題意識とも重なる提…

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2021衆院選

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