大麻密売グループ摘発 報酬月25万円約束、マンション住み込み栽培

加治隼人
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 密売目的で大麻を栽培したとして、福岡県警などは男女12人を大麻取締法違反(営利目的共同栽培など)の疑いで逮捕し、21日発表した。また、マンションなど複数の場所から乾燥大麻を計約4626グラム(約2800万円相当)、大麻草を計45株押収した。

 福岡県警薬物銃器対策課によると、逮捕されたのは、福岡市早良区室見1丁目の無職上田賢之容疑者(28)、同市東区土井2丁目のコンサルタント業ハタ圭介容疑者(31)=いずれも同法違反罪などで起訴=ら12人。上田容疑者は黙秘し、ハタ容疑者は「アメリカで大麻産業に参入する計画だった」と供述し、容疑を大筋で認めているという。

 両容疑者は7月27日、メンバー1人と共謀し、福岡市東区箱崎1丁目のマンションで、営利目的で大麻草8本を栽培した疑いがある。ハタ容疑者はさらに別のメンバー2人と共謀し、東区土井2丁目のマンションで大麻草20株を栽培した疑いがもたれている。

 この部屋には月25万円の報酬を渡す約束でメンバー1人を住まわせ、水やりなどの管理をさせていたという。グループが以前に使ったとみられる拠点は福岡市内にほかに2カ所あり、いずれも12人が役割を分担して栽培や密売をしていたと県警はみている。(加治隼人)