恒大集団の株価一時14%下落 資金調達につまずき悲観論広がる

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北京=西山明宏
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 経営危機にある中国不動産大手・中国恒大集団の株式の売買が21日、香港株式市場で再開された。20日には傘下の不動産管理会社の売却交渉が頓挫し、資金調達につまずいたことから先行きに悲観的な見方が広まり、株価は一時14%下落した。

 「流動性を改善することの難しさや不確実性を考慮すると、融資やその他の契約における財務上の義務を果たす保証はできない」。恒大は20日夜に発表した文書で、資金繰りの改善が難しく、今後迎える社債の利払いなどの債務返済のめどが立っていないことを認めた。

 恒大は資金調達のため、傘下で不動産管理会社の恒大物業集団の株式50・1%分を200億香港ドル(約3千億円)で売却する交渉を進めてきた。だが、20日に交渉相手で香港の不動産大手の合生創展集団と条件が折り合わずに交渉を打ち切ったことを発表。交渉中を理由に停止されていた恒大の株式の売買は21日に再開されたが、資金調達に失敗したことで債務不履行(デフォルト)になる懸念が強まっている。

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