第6回仕事の切れ目が全ての切れ目に 隠れていた格差、危機のたび噴出

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聞き手・土屋亮
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困窮者支援「もやい」 理事長・大西連さん

 生活に困った人を支援している認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の理事長を務めています。2008年のリーマン・ショック後に「年越し派遣村」を開いた湯浅誠さんは、「もやい」の当時の事務局長です。

 私は中高一貫の都内の進学校を卒業後、将来の方向が定まらず、アルバイト生活を続けていました。今の道に進んだのは、バイト先の知人に誘われたのがきっかけです。

 コロナ禍は、隠れていた社会の格差を可視化しました。「もやい」では昨年の4月から毎週土曜日、食料品の配布と相談会を東京・新宿の都庁のたもとで始めました。来場者は当初は100人ほどでしたが、今年に入って毎回350人ほどまで膨らんでいます。

 小さな子どもの手を引いてく…

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