青パパイア収穫 中華店でご賞味を 吉川

米沢信義
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 南国フルーツのパパイアの収穫作業が埼玉県吉川市の下内川地区で行われている。完熟する前に野菜として食べる「青パパイア」の名前で健康食材としても注目され、市内の中華料理店では10月末まで吉川産パパイアを使った限定メニューを提供している。

 同地区の岡田美枝子さんの畑では、春に植えたパパイアの苗約80本が1~2メートルほどの高さに伸び、こぶし大の緑色の実がたわわに実る。「昨年は低温で実りが悪かったが、今年はまあまあの出来」という。

 パパイア作りは耕作放棄地の有効活用をめざして2019年、岡田さんら農家約10人が「下内川パパイヤの里づくりの会」を立ち上げて始めた。若い実は糖質や脂肪を分解する成分が多く、健康促進効果が期待できるという。病害虫の被害が少なく除草作業などの手間がかからないのが特徴で、3年目の今年は会員数57人に増加した。

 販路の拡大が課題だったが、今年はイオンタウン吉川美南に進出した中華レストラン「麻婆点心館」から「食材に使いたい」とオファーがきた。吉川産のパパイアを使ったサラダなどが期間限定メニューとなり、甘酢風味の歯切れの良い食感が好評だという。岡田さんは「有名店とのコラボはありがたい。青パパイアの魅力をさらに広めていきたい」と話す。(米沢信義)