【千葉】「民主党」票の行く先は――。衆院選の期日前投票に訪れた県民や、県内の市町村選挙管理委員会から、戸惑いの声が上がっている。今回、立憲民主党が届け出た党名の略称は「民主党」。国民民主党も同様に「民主党」だからだ。
県選管によると、公職選挙法は略称の重複を禁じていない。今回の比例南関東ブロックで「民主党」と書いた場合、各市町村などの開票所ごとに、「民主党」票以外の立憲民主党と国民民主党の得票数に応じ、最後に案分して振り分ける。
県選管の担当者は「立憲」「立民」「国民」「民主」なども含め、「総務省からある程度の指針がでるが、どこの党か特定できれば、その党への有効票となるはずだ。有効か無効かを含めて、最後は各開票所ごとの判断になる」と話す。
各市選管からは「案分票で数えればいいのか」などと相談が既に数件寄せられたという。(小木雄太)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら