子育てしながらキャリア重ねたい 政治は耳を傾けて ある女性の思い

2021衆院選

聞き手・川村さくら
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パート職員・成田奈津希さん(35)=北海道江別市

 北海道江別市でパートとして働きながら、夫と4歳と5歳の娘2人と暮らしています。昨年まで10年間、札幌で正社員として働いていました。仕事を変えたのは、フルタイムで働きながら子育てするのが難しいと感じたからです。

私の争点@北海道

 1年半以上続くコロナ禍の中で行われている衆院選。有権者は政治に何を思い、どんな政策を望むのか。北海道内各地で聞いた。

 夕方に仕事を終え、娘たちのお迎えをして帰宅すると、疲れで食事も満足につくれず、ストレスで子どもに当たってしまうこともありました。

 時短で働き続けたいと会社に相談しましたが難しく、代わりに退職後6年以内であれば元の仕事に戻れる制度を作ってもらいました。昨年退職し、今の仕事を始めたことで、時間の余裕は広がりました。

 今は帰宅後にプログラミングを学び、子どもとは料理を作ったり、絵本を読み聞かせたりできます。ただ、正社員でキャリアを重ねたい気持ちもあり、悔しさは残っています。

 政治には、子育てしながら働き続けられる環境の整備を期待します。より柔軟に働ける選択肢があれば、主婦の人でも「それなら働きたい」と感じる人は多いのではないでしょうか。

 政治家は国民の話に耳を傾け、解決法を探れる人になって欲しい。また、政治家も企業のように定年で若い世代へバトンタッチする仕組みをつくり、風通しを良くして欲しい。

 女性の選挙権が当たり前でなかった時代があったことを考え、その権利をなんとか未来につないでいきたい。毎回必ず投票には行っています。今回どの候補に投票するかは、自分が弱者の立場になった場合にはどうかを考えて決めたいと思っています。(聞き手・川村さくら)

2021衆院選

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