米ウィーワーク上場 ソフトバンクが再建支援

ニューヨーク=真海喬生
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 ソフトバンクグループ(SBG)が出資する米シェアオフィス大手ウィーワークが21日、ニューヨーク証券取引所に上場した。2019年にも上場を計画していたが、9月に創業者の不祥事などが発覚して経営難に陥り、計画を撤回。2年越しの上場となった。

 ウィーワークは、企業の買収だけを目的として上場され「空箱」とも呼ばれる特別買収目的会社(SPAC)と合併することで上場した。時価総額は19年初めには470億ドル(約5・4兆円)と見込まれたが、この日の終値ベースでは93億ドル(約1・1兆円)と当時の約5分の1となった。

 ウィーワークが経営難に陥ったことで、出資していたSBGは20年3月期に関連として約7千億円の巨額損失を計上した。SBGは副社長で海外事業を統括するマルセロ・クラウレ氏をウィーワークに会長として送り込んで人員削減を進めるなど、再建を支援してきた。コロナ禍でオフィス需要は急減したが、9月末の稼働率は60%と、6月末の52%から回復しているという。(ニューヨーク=真海喬生)