消費者物価、1年半ぶりに上昇 原油高でガソリンなど値上がり

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 総務省が22日発表した9月の消費者物価指数(2020年=100)で、値動きの大きい生鮮食品を除いた総合指数が99・8となり、前年同月比で0・1%上がった。上昇は20年3月以来、1年半ぶりとなる。原油価格が上昇している影響で、灯油やガソリン、電気料金が値上がりしたのが要因という。

 灯油代が同20・2%、ガソリン代が同16・5%上がった。原油価格の影響が数カ月遅れで反映される電気料金も同4・1%上がり、原油高の影響が長引いている。昨年は新型コロナウイルス感染予防対策で世界的に経済活動が抑制された影響から原油価格が低迷していた時期で、その反動が出た側面もある。

 火災・地震保険料も同15・8%上がった。全国的に豪雨災害が多く、保険料が徐々に引き上げられているためだ。一方、携帯電話の通信料は同44・8%下がった。4月以降、携帯大手が従来より安い料金プランを相次いで導入した影響が続いている。