親族巻き込みコロナ給付金だまし取った疑い 「不正ではない」と否認

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 コロナ禍で収入が減った個人事業主らを支援する国の持続化給付金を詐取したとして、警視庁は住所不定の自営業、寒河江圭佑容疑者(36)=別の詐欺罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕し、22日発表した。調べに対し、「不正ではないと認識していた」などと容疑を否認しているという。

 サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は昨年6月22日、会社員の40代の兄と共謀し、兄が個人事業主であるかのように装って国に持続化給付金を申請し、100万円をだまし取ったというもの。

 同庁によると、寒河江容疑者はこのほかにも元妻や義理の弟らに申請を持ちかけ、昨年6~8月に親族ら20~40代の男女15人分の申請をしたと同庁はみている。給付された計1500万円のうち、320万円を自身の取り分にしていたことが捜査で判明したとしている。

 寒河江容疑者の兄は調べに対し、寒河江容疑者に借金があったため共謀に応じた、と説明しているという。