コロナ困窮 23日に電話相談会 3都府県は無料Wi-Fiで通話可

編集委員・清川卓史
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 「新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇い止めにあった」「家賃が払えない」「生活保護を利用したい」――。

 コロナ禍のなかでの生活や仕事の相談に応じる「コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会」が23日、開催される。料金未払いで携帯電話が利用停止となっている人でも、無料Wi-Fiを使ってインターネット経由で通話できるシステムを、一部地域で試験的に導入する。

 相談会は午前10時から午後10時まで。無料。全国共通のフリーダイヤルは0120・157・930。法律家や福祉・労働の専門家らでつくる同相談会の実行委員会が開催する。今回で10回目だ。

 今回から試験的に実施されるのは「つながる電話WEB」というシステム。開発したのは、仕事や住まいを失った人からのSOSメールに対応してきた支援団体「つくろい東京ファンド」だ。今回はまず、東京・大阪・埼玉の3都府県で利用できるようにする。

 つくろい東京ファンドによると、寄せられる緊急相談の3~4割は、料金未払いで携帯電話の音声通話ができなくなっている人からだという。こうした場合、フリーダイヤルでも電話をかけることができない。そこで開発したのが「つながる電話WEB」だ。

 携帯会社のデータ通信ではインターネット接続はできないので、コンビニエンスストアなどの無料Wi-Fiの利用を想定。QRコードを読み取り、利用IDを入力すれば、専用サイトからインターネットを経由して相談電話がかけられる仕組みだという。(編集委員・清川卓史