第10回夫の給料半減、子どもとの時間削って働いた母 給付金への思いは

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皆木香渚子
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 4回目の緊急事態宣言が解除され、週末のにぎわいが戻ってきた名古屋市千種区東山動植物園。同市に住む保育士、加藤沙枝子さん(30)は、柵に張り付いてカバの水浴びに見入る息子2人とめいを、後ろから見守っていた。

 「やっと連れてきてあげられて、よかったです」

 4歳と3歳の息子2人は生き物が大好き。以前は毎月、各地の動物園や水族館を訪れていた。上の子は体が弱い。コロナ禍で、人が集まる場所に出かけるのはやめた。

 公園で遊ばせる際は、人の少ない午前7時台に。自宅の風呂場で水遊びをしたり、野菜をちぎってサラダを作らせたり。宣言が繰り返されるうち、過ごし方のアイデアも尽きてきた。子どもたちは毎日のように「東山動物園に行きたい」とせがむようになった。

 約1年半ぶりの東山動物園

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