第6回党勢は失速「フラフラして見える」けど… 玉木氏がこだわる独自の旗

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衆院選での支持を訴える国民民主党の玉木雄一郎代表。「給料が上がる経済の実現」を強調する=2021年10月21日午前10時40分、東京都葛飾区、鬼原民幸撮影
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党首が走る 国民民主・玉木雄一郎(52)

 吉と出るか、凶と出るか。国民民主党の代表・玉木雄一郎(52)は19日早朝、長崎市内の神社で「必勝」を祈願した。第一声の地に選んだのは、元首相・安倍晋三の元秘書との対決構図になっている長崎1区だ。

 「ウソやごまかしの横行する政治をいくら続けても暮らしは良くならない」。自民党政権をそう批判する一方で、こんな主張も展開した。「政治の信頼の回復は与党と野党の共同作業だ」「知恵をお互いに絞り合えるような建設的な国会を取り戻そう」

 私たちは「対決より解決」を選ぶ――。この衆院選で、国民民主は公約の表紙にそう記した。玉木にとっては、自らの立ち位置を問う戦いでもある。

 立憲民主、共産、社民れいわ新選組の野党4党は、市民団体「市民連合」と共通政策で合意したが、玉木はその輪に加わらなかった。候補者一本化の調整には応じたものの、共産との連携には警戒感を隠さない。先の国会の首相指名選挙でも、立憲代表の枝野幸男に投票した共産やれいわなどと異なり、「独自に行かしてもらいたい」と、玉木は自身の名を投じた。

 他党とどんな間合いを取り、何を主張していくか。この間「独自の旗」にこだわり続けた。

 4年前、民進党にいた玉木は…

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2021衆院選

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