未成年の警察官が寮で集団飲酒・喫煙、47人を謹慎処分に 兵庫県警

小野大輔
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 今春採用された10代の警察官が、警察学校の寮内で飲酒や喫煙をしていたとして、兵庫県警が計47人を謹慎処分としたことが、県警関係者への取材でわかった。

 県警関係者によると、処分されたのは、飲酒した10代25人▽飲酒と喫煙の両方をした10代8人▽未成年者の飲酒喫煙を容認・提供した成人14人。全員が今春に採用された同期生という。

 47人は7月下旬の数日、寮内の自習室やロビーに5人程度で集まって缶ビールを飲んでいた。多くは「軽い気持ちで『一口だけ欲しい』と言ってしまった」と説明しているという。また同中旬には、喫煙所でたばこを吸った。

 7月末に情報提供があって発覚した。8月17日付でそれぞれ謹慎2~3カ月の処分を受けたという。

 警察学校では4~5月に新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)が発生し、計92人が感染。その間は外泊や寮内での飲酒は禁止していたが、感染が収束した7月21日に緩和した直後から飲酒が広がったという。飲酒による感染拡大は確認されていない、としている。

 酒は、成人の警察官が警察学校内の売店やネットで購入していたという。

 県警は取材に対し「警察官として不適切。指導を徹底して再発防止に努める」とのコメントを出した。(小野大輔)