中国恒大、デフォルトひとまず回避 まだ続く利払い期限

有料会員記事

北京=西山明宏、広州=奥寺淳
[PR]

 経営危機にある中国不動産大手の中国恒大集団は22日までに、猶予期限が23日に来る米ドル建て社債の利払いを実行したと中国メディアが報じた。目前の債務不履行(デフォルト)は回避したが、29日にも再び別の社債の猶予期限が迫っており、綱渡りの経営が続く。

 複数の中国メディアによると、支払期日が過ぎていた米ドル建て社債の利息8353万ドル(約95億円)について、21日に社債を取り扱う米シティバンクの口座に送金した。利払いを実行したとの情報を受け、22日の香港株式市場で恒大の株価は一時約8%上昇した。

 ただ、恒大の危機は去っていない。9月29日と10月11日が期日の米ドル建て社債の利払いは、いまだできていない。いずれも30日の猶予があるが、期間内に支払えなければ自動的にデフォルトになる。年内に社債の利息だけで残り5億4757万ドル(約623億円)を支払う必要がある。

 一方でデフォルトになったと…

この記事は有料会員記事です。残り595文字有料会員になると続きをお読みいただけます。