第8回志望業界が採用枠縮小、相談窓口で涙流す学生も コロナ下の就活

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上野創
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 川崎市多摩区の専修大キャンパス。10月15日昼、就職活動をサポートする「キャリア形成支援課」に学生の姿はほとんどなかった。

 「コロナ前は(東京都内の)神田キャンパスと合わせて1日60人以上が相談に来ましたが、今は10人台です」。同大で十数年間、キャリア関連の担当をしている渡辺正志課長はそう話す。支援課にやってくる学生が激減する一方、大学が設けるオンライン相談窓口の利用者が増えたという。

 そもそも感染対策のため授業はオンライン中心で、キャンパスに学生の姿は少ない。これから対面授業が多くなるので学生も増えそうだが、「就活でウェブを使う流れは大きくは変わらないだろう」と渡辺さんは話す。

 学生向けの説明会や面接をオンラインで実施する企業は今年も多く、対面とは違う面接のコツを学生に伝えることもある。

 大学の就活支援も昨春からオンライン化を迫られ、試行錯誤しながら取り組んできた。就職相談のほか、10月からは内定者が語るパネルディスカッション、OB・OGを招いた相談会、業界ごとの動向の説明会と、就活関連イベントが続く。「最初は手探りでしたが、1年半でオンラインの対応にすっかり慣れました。学生も企業も同じですね」

 学生を見ていると、昨年に比べて企業の説明会や面接のオンライン対応について好意的な反応が増えているという。インターンシップもオンラインが増え、渡辺さんたちも学生に参加を促している。

 昼前、番組制作の仕事に興味…

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