日本勢初の4大大会ジュニア男子単優勝 錦織も認める存在がプロに
堤之剛
日本男子テニス界の次世代のエースとされる18歳の逸材が、プロになる。
望月慎太郎。
2019年ウィンブルドン選手権で、日本勢初の4大大会ジュニア男子シングルス優勝を飾った。10月18日現在の世界ランキングは391位だ。
10月21日のオンライン会見で11月からプロ選手に転向すると発表した。「将来的な目標は絶対にトップ10に入りたい」と力強く話す。
米国に拠点を置く望月は支えてくれる人々への感謝を誠実に述べた。その後、硬い表情を変えず決意を語った。
「僕は応援してもらえることがとても力になるのでたくさんのファンをつくれるような選手になりたいです。絶対に諦めず、常に勝利を目指してやりたいという気持ちだけです」
中学1年から米国を拠点に
神奈川県川崎市の出身。2人の兄と姉の影響を受け、3歳からテニスを始めた。
小学5年で全日本小学生大会で4強に。中学1年からは、錦織圭(日清食品)と同じ環境に身を置く。
日本テニス協会の名誉会長だ…