新生銀・工藤社長が語る異例の敵対的買収 SBI北尾社長の評価も

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聞き手=小出大貴、細見るい
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 SBIホールディングスから株式公開買い付け(TOB)を受けている新生銀行の工藤英之社長が22日、朝日新聞のインタビューに応じた。「株主への責任という観点から他のパートナー候補も探していく」と述べ、SBIに対抗するため、友好的な買収者(ホワイトナイト)を探す方針を改めて強調した。

後半部分の一問一答では、TOBを仕掛けたSBIの北尾社長に対する評価も語っています。

 工藤社長がメディアのインタビューに答えるのは、SBIがTOBを開始して以降初めて。

 工藤氏はSBIの傘下に入ることについて「ベストな選択肢なのかというのが大きな論点としてある」と指摘。新生銀の取締役会が21日、TOBへの反対を表明した理由として、SBIがすでに持っている住信SBIネット銀行と新生銀が競合する可能性があることなどを挙げた。

 新生銀は一方で、SBIが買い付け上限の撤廃や買い付け価格の引き上げに応じればTOBに賛成するとも表明した。これに対し、SBIが即座に拒絶したことは「これまでやり取りがないことから、この反応自体に驚いてはいない。条件は株主にとって重要で、ここで諦めず引き続きコミュニケーションを図っていく」とし、水面下での交渉も含めてSBIに協議を働きかける考えを改めて示した。

 新生銀の工藤社長との主なやり取りは次の通り。

 ――SBIはTOBの提案の…

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